混浴温泉

混浴温泉のマナー完全ガイド|入り方・タオルの使い方・服装まで徹底解説

そもそも「混浴温泉」のルールは施設ごとに違う

混浴温泉には全国共通のルールが存在しません。施設ごとにルールが定められており、「タオル巻き入浴OK」の施設もあれば「素浴のみ」の施設もあります。この記事ではどの施設でも共通して守るべき基本マナーを中心に解説します。

混浴の露天風呂のイメージ


【入る前】事前確認・準備のマナー

予約時に確認しておくこと

一本電話かメールで聞くだけです。こうした確認をする人を施設側は歓迎しています。

持ち物の準備

必須

  • 大判バスタオル(60cm×120cm以上推奨):体を隠しながら入浴できるサイズ
  • フェイスタオル:汗を拭くため

あると安心

  • 湯あみ着(ゆあみぎ):混浴専用の着て入る薄手の着衣。水着より自然な見た目で違和感が少ない
  • 防水ポーチ:貴重品を持ち込む場合。基本は脱衣所のロッカーへ

【入るとき】浴場内のマナー

① かけ湯は必須

浴槽に入る前に、必ずかけ湯をしてください。体の汚れや汗を流してから入浴することで、他の人が気持ちよくお湯を使えます。かけ湯は湯桶ですくって、肩・腕・足など全身に3〜5回かければ十分です。

② タオルはお湯に浸けない

タオルを巻いたまま入浴する場合、タオルをお湯の中に浸けないのが基本マナーです。正しい対処法は以下の2つです。

  • バスタオルを体に巻いたまま入り、お湯の中ではタオルを膝の上に置く
  • 湯あみ着を着て入る(これならお湯に浸かってOKな施設が多い)

③ 静かに過ごす

混浴温泉は静かな秘湯や古湯に多く、騒がしい会話や大声は雰囲気を壊します。スマートフォンでの通話も当然NGです。

④ 写真・動画撮影は絶対にしない

他の入浴者が映る状況での撮影は絶対に禁止です。プライバシーの侵害になります。

⑤ 他の入浴者への配慮

  • じっと見つめない、視線を向け続けない
  • 知らない人に馴れ馴れしく話しかけすぎない
  • 浴槽の縁に腰掛けない
  • 湯船での長湯による占有を避ける

【上がるとき】退場時のマナー

使ったタオルを浴場内で絞ると水が飛んで他の人に迷惑がかかります。タオルは脱衣所に戻ってから絞るようにしましょう。使った脱衣カゴや洗い場の椅子・桶は元の場所に戻します。


よくある疑問Q&A

Q. タオルを巻かずに入っている人がいると、こちらもそうしないといけない?
A. いいえ。施設がタオル巻き入浴を許可している場合は、自分のスタイルで入ってOKです。

Q. 男性が先に入っていたら、入るのを諦めるべき?
A. 諦める必要はありません。先客がいる場合でも「失礼します」と一声かけて入るのがスマートです。

Q. 子供は何歳まで一緒に入れる?
A. 法律上の規定はありませんが、一般的には小学生以下を目安にしている施設が多いです。施設に確認してください。

Q. 酔っぱらった状態で入っても大丈夫?
A. 危険なので絶対にやめてください。飲酒後は入浴を避けるのが鉄則です。


水着・湯あみ着・素浴:何を選ぶべきか

湯あみ着(おすすめ度★★★)

薄手の着物風の着衣で、着たまま湯船に入れます。水着より目立たず混浴の雰囲気に馴染みやすい。施設での貸し出しや販売も増えています。

バスタオル巻き(おすすめ度★★☆)

手軽で最もポピュラーな方法。施設によってはタオルのお湯浸けNGルールがあるため、巻いたまま膝に乗せて入るスタイルで対応します。

水着(おすすめ度★☆☆)

水着OKの施設に限り入浴可能。施設の許可がある場合のみにしましょう。

素浴(おすすめ度:慣れてから)

何も身につけず入浴する本来のスタイル。慣れてきたあとに試してみるのがおすすめです。


まとめ:混浴マナーの5か条

  • 入る前に施設のルールを確認する
  • かけ湯を忘れずに
  • タオルはお湯に浸けない
  • 静かに、他の人の視線を気にしない・させない
  • 写真撮影は他の人がいる場合はNG

混浴温泉のマナーは「他の人が快適でいられるように配慮する」ことに尽きます。

※施設のルールは変更になる場合があります。訪問前に必ず施設へご確認ください。


施設によってルールはこんなに違う(実例)

混浴のルールは全国共通ではありません。同じ関東でも、着るものひとつで次のように分かれます。

  • 専用の湯あみ着だけ:宝川温泉は2019年からバスタオル巻きが不可になり、専用湯あみ着(レンタル600円)の着用制です(公式)。
  • 湯あみ着で入浴・脱衣場は男女別:万座温泉は湯あみ着の着用がほぼ必須で、脱衣場も分かれています(利用ガイド)。
  • 素浴が基本:法師温泉の法師乃湯はタオルを巻かずに入るのが基本で、女性は専用時間を使う形になります(公式)。

だからこそ、予約や受付のときに「何を着て入るのか」を確認しておくのが、いちばん確実です。


混浴はまだ少しハードルが高い…という方へ

二人や気の合う仲間となら、まずは貸切風呂のある宿から始めるのもおすすめです。人目を気にせず、自分たちのペースで温泉を楽しめます。


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