九州は「おんせん県」大分を中心に、今も混浴が楽しめる秘湯が点在しています。川を仕切った洞窟風呂や、底から湯が湧く泥湯など、ほかの地域では味わえない個性的な混浴が魅力です。
この記事では、女性が入りやすい工夫がある・日帰りでも立ち寄れるを軸に、大分・熊本の混浴温泉を6か所えらびました。女性専用風呂や湯あみ着・水着の有無、料金・アクセスは公式情報をもとにまとめています。
九州の混浴温泉を選ぶ基準
この記事では次の条件を重視して選びました。
- 今も混浴で入れることを公式情報で確認できる
- 女性専用風呂・女性専用時間、または湯あみ着・水着での入浴など、女性が入りやすい配慮がある
- 日帰り入浴に対応している(定休日・冬季休に注意)
大分・熊本の混浴温泉6選 比較一覧
| 宿名 | 県 | 混浴形式 | 女性の入りやすさ | 日帰り |
|---|---|---|---|---|
| 1. 壁湯温泉 福元屋 | 大分 | 天然洞窟の混浴 | 女性専用洞窟風呂あり | 可(400円) |
| 2. 筌の口温泉 新清館 | 大分 | 黄土色の混浴大露天 | 女性専用露天あり | 可(500円) |
| 3. 赤川温泉 赤川荘 | 大分 | 白濁硫黄泉の混浴露天 | 内湯は男女別 | 可(1,000円) |
| 4. 寒の地獄旅館 | 大分 | 14℃冷泉の水着混浴 | 水着着用で安心 | 可(2,500円) |
| 5. 別府温泉保養ランド | 大分 | 泥湯の混浴露天 | 男女入口別・泥で見えない | 可(1,500円) |
| 6. 地獄温泉 青風荘 | 熊本 | 泥湯「すずめの湯」 | 湯あみ着・水着で入浴 | 可(2,000円) |
各施設の詳細は以下で順に紹介します。
1. 壁湯温泉 福元屋(大分県)

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県玖珠郡九重町町田62-1 |
| 混浴形式 | 川を仕切った天然洞窟の混浴風呂 |
| 女性の入りやすさ | 女性専用の洞窟風呂(手掘り湯)あり |
| タオル | ぬるめ約39℃の透明湯(タオルは湯に浸けない) |
| 日帰り入浴 | 可(10:00〜16:00/大人400円・子供200円) |
| アクセス | 大分自動車道 玖珠ICから約15分 |
川そのものを仕切って湯船にした、天然の洞窟混浴が名物の宿です。お湯はやや低めの約39℃で、透明度が高くやわらかい湯ざわり。混浴のほかに女性専用の手掘り洞窟風呂もあるので、混浴が不安なときはそちらを使えます(公式)。
2. 筌の口温泉 新清館(大分県)
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県玖珠郡九重町田野 |
| 混浴形式 | 黄土色に輝く混浴大露天「こぶしの湯」 |
| 女性の入りやすさ | 女性専用露天「かえでの湯」あり |
| タオル | タオルは湯に浸けない |
| 日帰り入浴 | 可(9:00〜21:00・受付20:00/大人500円) |
| アクセス | 九重ICからやまなみハイウェイ方面へ |
森に囲まれた大きな混浴露天「こぶしの湯」が自慢の宿です。炭酸水素塩泉で、空気にふれると黄土色に色が変わります。混浴とは別に女性専用露天「かえでの湯」が奥にあるので、女性も落ち着いて入れます(九州温泉道)。
3. 赤川温泉 赤川荘(大分県)
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県竹田市久住町赤川 |
| 混浴形式 | 白く濁った硫黄冷鉱泉の混浴露天(内湯は男女別) |
| 女性の入りやすさ | 内湯は男女別。露天が混浴 |
| タオル | タオルは湯に浸けない |
| 日帰り入浴 | 可(10:00〜18:00/大人1,000円)※火・水・木曜休、冬季休業 |
| アクセス | 久住高原(くじゅう連山のふもと) |
久住高原にある、白く濁った硫黄冷鉱泉が珍しい秘湯です。露天は源泉そのままの冷たい湯と加熱した湯があり、温冷を交互に楽しめます。露天が混浴で、内湯は男女に分かれています(公式)。
4. 寒の地獄旅館(大分県)

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県玖珠郡九重町湯坪 |
| 混浴形式 | 約14℃の冷泉に入る水着着用の男女混浴 |
| 女性の入りやすさ | 水着を着て入るので男女一緒でも安心 |
| タオル | 水着着用(湯あみ着可) |
| 日帰り入浴 | 可(大浴場 大人2,500円・2時間/水・木曜休)※冷泉サウナは別料金 |
| アクセス | 九重・やまなみハイウェイ沿い |
江戸末期から続く、めずらしい「冷泉」の宿です。約14℃の源泉に水着を着て男女一緒に入るスタイルで、近年は薪ストーブサウナと組み合わせた交互浴が通年楽しめます。水着着用なので、混浴に抵抗がある人でも体験しやすいのが特徴です(公式)。
5. 別府温泉保養ランド(大分県・明礬温泉)
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県別府市明礬5組 |
| 混浴形式 | 紺屋地獄の鉱泥(泥湯)の混浴大露天・小浴場(屋内の泥湯・コロイド湯などは男女別) |
| 女性の入りやすさ | 男女で入口が分かれ、泥で体が見えない |
| タオル | 泥が付くため専用。長湯は禁物(10〜15分目安) |
| 日帰り入浴 | 可(9:00〜20:00・最終受付19:00/大人1,500円/年中無休) |
| アクセス | JR別府駅から亀の井バス「紺屋地獄前」下車すぐ/別府ICから車約15分 |
別府・明礬(みょうばん)にある泥湯の名所です。「紺屋地獄」から湧く鉱泥の露天が混浴で、泥のお湯に体を沈めて移動するため、男女一緒でも体は見えにくくなっています。屋内の泥湯やコロイド湯は男女別なので、混浴が苦手でも泥湯そのものは楽しめます(公式)。
6. 地獄温泉 青風荘(熊本県・南阿蘇)

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327 |
| 混浴形式 | 底から湯が湧く泥湯「すずめの湯」(着衣で入浴) |
| 女性の入りやすさ | 男女とも湯あみ着・水着の着用制で安心 |
| タオル | レンタル湯あみ着・タオル付き |
| 日帰り入浴 | 可(10:00〜17:00・最終受付16:00/大人2,000円・湯あみ着&タオル付)※火曜休 |
| アクセス | 南阿蘇村(阿蘇山の南麓) |
熊本地震からの休業を経て営業を再開した、南阿蘇の名湯です(旧名・清風荘)。名物「すずめの湯」は浴槽の底から湯とガスが吹き出す泥湯で、混浴ですが男女とも湯あみ着または水着の着用制。女性も安心してゆっくり入れます(公式)。
九州の混浴温泉を選ぶときのポイント
気軽に立ち寄るなら:日帰り400〜500円の壁湯温泉 福元屋・筌の口温泉 新清館がおすすめです。
水着・湯あみ着で入りたいなら:寒の地獄旅館(水着)や地獄温泉 青風荘(湯あみ着)。混浴が初めてでも入りやすいです。
女性専用風呂で安心したいなら:壁湯温泉 福元屋や筌の口温泉 新清館に女性専用の風呂があります。
まとめ
九州の混浴は大分に名湯が多く、熊本では南阿蘇の地獄温泉 青風荘が代表格です。混浴が初めてなら、女性専用風呂のある壁湯温泉 福元屋や、湯あみ着・水着で入れる青風荘・寒の地獄から試すと安心です。
よくある質問
Q. 九州で女性が入りやすい混浴温泉はどこですか?
A. 湯あみ着や水着で入れる地獄温泉 青風荘・寒の地獄旅館や、女性専用風呂がある壁湯温泉 福元屋・筌の口温泉 新清館が入りやすいです。
Q. 熊本の混浴温泉は少ないのですか?
A. 現在も混浴で入れる宿は南阿蘇の地獄温泉 青風荘が代表的です。九州の混浴は大分に多く集まっています。
Q. 日帰りでも入れますか?
A. 紹介した5か所はいずれも日帰り入浴に対応しています。ただし定休日や冬季休業、最終受付の時間があるため、事前の確認をおすすめします。
混浴はまだ少しハードルが高い…という方へ
二人や気の合う仲間となら、まずは貸切風呂のある宿から始めるのもおすすめです。人目を気にせず、自分たちのペースで温泉を楽しめます。
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※掲載情報は執筆時点のものです。料金・営業時間・混浴ルールは変更になる場合があります。必ず訪問前に施設へ直接ご確認ください。
